集団的効率の発揮
集団的協働は、その社会及び企業の構成員における強い帰属意識とアイデンティティを基礎に・・・
与えられた目標実現のため、社会システム内部及び企業組織内のコンフリクトを調整・排除しつつ・・・
いろいろな形での集団的効率を発揮させます。
それは企業のミクロ・レベルでも関連産業を含むセミマクロ・レベルでも、さらには一定の産業政策と金融システムなどを含むマクロ・レベルでも作用します。
これらの集団的効率の発揮が相互補完的に総合力となって機能するという特徴があります。
この集団的協働は何も自動車産業だけに限ったことではないのですが、自動車産業の場合きわだっています。
とくに企業レベルでの労使協調やTQC活動、そして素材産業や部品産業との緊密な協力関係などに最も典型的です。
したがって企業レベルでは、技術開発力と商品開発力に生産工程での技術革新がミックスされて機能し・・・
かつこれをバックアップする形で、素材産業や部品産業と自動車メーカー、自動車メーカーと販売流通業界やサービス業界、中古車業界とを結ぶ集団的総合力が有効に機能しているわけです。